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弊社では、MGを利用して私のみならず社員も参加して研修を行っています。
MGのお陰で、社員が自発的になり、何を販売すれば儲かるのか、新商品の開発、コストの管理など、従業員1人1人が経営者意識を持ち経営することができています。おかげ様で、餃子の皮の製造販売だけではなく、餃子居酒屋を店舗多数展開できています。

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経営マネジメント/戦略ゲームで行うMG(マネジメントゲーム)は経営の戦略に特化して昭和51年に西 順一郎氏がソニー在籍時代に考案しました。

あなたが経営者となって、資金調達、設備投資、人員採用、教育、研究開発、広告、リスクマネジメントなど様々な意識決定を行う大手企業経営者から最高の教育研修ツールとして絶賛される経営シュミレーションゲームです。

1つのテーブルで5~6社で競合し、会社の仕組み、利益のしくみをゲームをしながら楽しく実践でも使える知識を身につけることができます。

 

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MGは、会社の仕組み、利益のしくみをゲームをしながら楽しく実践でも使える知識を身につけることができます。また、色々な方と交流をして、横の繋がりができあなたが成長できる環境を提供していきます。

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餃子の皮の販売や広島で飲食店を多店舗経営!

自社の事例を話ながら経営のアドバイスができます。

 

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儲けるための会計「MQ会計」を学ぼう!

MQ会計とは?

MQ会計は、「儲けるための会計」として設計された科学的かつ戦略的な会計手法です。従来の損益計算書(P/L)を改良し、売上や費用をより明確に分析できるようにしています。

基本の5つの要素

MQ会計は、損益計算書を以下の5つのローマ字で表現します。

  • P(Price): 1個当たりの売価
  • V(Variable Cost): 1個当たりの変動費(Q比例費)
  • Q(Quantity): 数量
  • F(Fixed Cost): 固定費(期間費用)
  • G(Gain): 利益

MQ会計の構造

MQ会計では、売上や費用を以下のように因数分解します:

  • PQ(売上) = P × Q(1個当たりの売価 × 数量)
  • VQ(変動費) = V × Q(1個当たりの変動費 × 数量)

そして、付加価値(M)は売価(P)から変動費(V)を引いたものです:

この付加価値(M)に数量(Q)を掛け合わせることで、全体の付加価値(MQ)を求めます:

また、MQは売上(PQ)から変動費(VQ)を差し引くことで求められます:

このMQ(付加価値)は、さらに固定費(F)と利益(G)の合計になります。つまり、以下の「企業方程式」が成り立ちます:

この公式により、売上、変動費、固定費、利益の関係を視覚的に理解できます。

視覚的理解と社内共有

MQ会計は、図形の高さで金額を表現するため、非常に視覚的です。これにより、誰もが理解しやすくなり、全社員が共通の言語で経営状況を共有できます。

まとめ

MQ会計の基本となる5つのローマ字(P、V、Q、F、G)を覚え、社内で共有することで、より戦略的な経営判断が可能になります。これを活用して、企業全体で儲ける力を高めていきましょう。

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経営者の道場としてのMG(マネジメントゲーム)

MGの本質とは?

MG(マネジメントゲーム)は、経営に携わる者が経営の本質を身体で覚えるための道場です。経営は知識だけではなく、実際の行動が伴わなければなりません。MGを繰り返し行うことで、瞬間的な正しい意思決定ができるようになります。ゲームを通じて得た体験を、自分の判断基準として身体に染み込ませていくのです。

無限の学びを提供するMG

MGは、多種多様な場面と意思決定が凝縮された学びの場です。経営の要素や仕組みが詰まっており、成長に応じて必要な知識やスキルが次々と現れます。まさに「経営の玉手箱」と言える存在です。

視覚化と情報共有のツール

MGには、経営を鳥瞰するための会社盤や視覚化された道具があります。STRAC・マトリックス会計などがシンプルで核心を突いており、全社員の情報共有や意思の共通化に役立ちます。経営者だけでなく、社員全員の成長を促すツールです。

繰り返しの重要性

道場での訓練は「守・破・離」と言い、繰り返し行うことで形を身につけ、最終的には独自の境地に至ります。MGも同様に、毎回異なる環境の中で繰り返し行うことで、新たな学びが得られます。

誰でも参加できる自由性

MGは、参加者を制限しません。地位や年齢、職種、性別に関係なく、誰でも参加できるのが魅力です。一度理解したとしても、繰り返し行わなければその感覚は錆びついてしまいます。MG思考を身体に染み込ませ、経営上の行動に反映できるよう、常に学び続けることが重要です。

MGを通じて、経営の実践に役立つ貴重な経験を積み、継続的に自らの経営力を高めていきましょう。

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MQ会計とは?通常の会計との違いとビジネスでの活かし方

1. MQ会計とは?

MQ会計とは、西順一郎氏が提唱する経営分析の手法であり、特に利益構造の理解を深めるための会計手法です。MQは、売上総利益(粗利益)を表します。この考え方は、企業の収益性を高めるために非常に有効です。

2. 通常の会計との違い

一般的な財務会計では、売上高・売上原価・固定費・変動費・利益などの指標をもとに決算を行います。一方で、MQ会計では以下のような特徴があります。

付加価値(MQ)の重要性

通常の会計では、売上総利益や営業利益を重視しますが、MQ会計では「売上総利益(MQ)」を経営の中心とします。

  • MQ = 売上 – 変動費 で計算され、企業の成長や利益拡大のための基礎指標となります。

固定費と変動費の明確な区分

MQ会計では、コストを固定費と変動費に厳格に分けることで、経営判断の指針を明確にします。

  • 例えば、変動費の管理によってMQを向上させ、固定費のコントロールによって収益を最適化することが可能になります。

意思決定に直結するシンプルな計算方法

MQ会計は、経営者や現場のリーダーが素早く判断できるようにシンプルに設計されています。

  • 複雑な財務会計に比べ、短期間で学び、活用しやすいのも特徴です。

3. P,V,Q,F,Gの要素法とは?

MQ会計では、利益を構成する主要な5つの要素として P(売価)、V(変動費)、Q(数量)、F(固定費)、G(利益) を重視します。

  1. P(Price/売価):販売価格をどのように設定するかが利益に直結する。
  2. V(Variable cost/変動費):仕入れコストや製造コストの管理がMQ向上に影響を与える。
  3. Q(Quantity/販売数量):販売量の増加が直接MQに影響する。
  4. F(Fixed cost/固定費):適正な固定費の管理が利益を確保する鍵となる。
  5. G(Gain/利益):P,V,Qのバランスを最適化することで、G(利益)を最大限に獲得することが重要。

4. 企業方程式とMQの関係

MQ会計では、利益をシンプルな数式で考え、経営の意思決定をサポートします。以下のような基本方程式が使われます。

  1. PQ = VQ + F + G(企業方程式)
    • 売上高(PQ)から変動費総額(VQ)と固定費(F)を引いたものが利益(G)となる。
  2. PQ – VQ – F = G
    • 企業方程式の変形によって利益(G)の算出が可能。
  3. P – V = M(マージン、付加価値)
    • P(販売価格)からV(変動費)を引いたものがM(マージン)となる。
  4. M × Q = MQ(粗利総額)
    • M(1個あたりの粗利益)にQ(販売数量)を掛けるとMQ(粗利総額)になる。
  5. PQ – VQ = MQ
    • 総売上(PQ)から変動費総額(VQ)を引いたものがMQとなる。
  6. MQ – F = G(営業利益)
    • MQからF(固定費)を引いたものが最終的な営業利益となる。

この企業方程式を活用することで、利益を最大化するための具体的な戦略が立てやすくなります。

 

子ども商店】レモンスカッシュを何杯売れば利益がでるのか?~販売計画から会計を学ぶ - チェック社長の鞆・福山活性化ブログ

5. MQ会計をビジネスで活かす方法

(1) 価格戦略の最適化

MQを理解することで、価格設定が利益にどのように影響するかを明確に把握できます。価格変更がMQに与える影響を考慮しながら、利益を最大化する戦略を立てることが可能になります。

(2) 利益率の向上

MQを高めるためには、変動費の見直しや付加価値の向上が重要です。例えば、仕入れコストの削減や生産効率の改善によって、より高い限界利益を確保できます。

(3) 固定費のコントロール

固定費が大きくなりすぎると、MQが向上しても利益が残りにくくなります。適切な固定費の管理を行いながら、MQの最大化を目指すことで、安定した経営が可能になります。

(4) 事業拡大の意思決定

新規事業の展開や設備投資を検討する際、MQを基準に判断することで、長期的に利益を確保できる事業戦略を立てることができます。

6. まとめ

MQ会計は、単なる財務管理手法ではなく、経営の意思決定に直結する実践的なツールです。P,V,Q,F,Gの要素法と企業方程式を活用することで、売上やコストの管理だけでなく、利益を生み出す構造を理解し、企業の成長を加速させることができます。次回は、MGを通じて学ぶ「利益の本質」について解説します!

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前回までのブログでは、MG(マネジメントゲーム)の概要や、MQ会計の全体像について解説しました。今回は、MGを実際に5期プレイすることで学べる「利益の本質」に焦点を当てます。

1. MGの5期をプレイする意義

MGでは、1期ごとに経営の意思決定を行い、決算を繰り返しながら5期分の経営を経験します。プレイヤーは、

  • 価格(P)を設定し
  • 変動費(V)を管理し
  • 数量(Q)を増やす工夫をし
  • 固定費(F)をコントロールする

といった、実際の企業経営に必要な要素を学びます。

2. 企業方程式を活用した利益構造の理解

MGでは、以下の企業方程式を使って利益の構造を分析します。

PQ = VQ + F + G

  • PQ(売上) = P(価格)× Q(販売数量)
  • VQ(変動費総額) = V(変動費単価)× Q(販売数量)
  • F(固定費) = 毎期発生する固定的な費用
  • G(利益) = 売上から変動費と固定費を差し引いたもの

この方程式をもとに、利益を増やすための施策を考えます。

3. 利益を最大化するためのポイント

MGを5期プレイすることで、以下のような利益向上のポイントが明確になります。

① 価格(P)の戦略的設定

価格が高すぎると売れず、低すぎると利益が出ません。適正な価格を見極めることが重要です。

② 変動費(V)の管理

仕入れコストや生産コストを最適化することで、1個あたりの利益(P – V)を確保します。

③ 販売数量(Q)の拡大

広告や販売戦略を工夫し、販売数量を増やすことでMQ(売上総利益)を向上させます。

④ 固定費(F)のコントロール

固定費を増やしすぎると、MQが増えても利益が出にくくなります。適正な規模での経営を意識することが大切です。

4. 5期のプレイを通じた学び

MGを5期プレイすると、次のような成長を実感できます。

  • 短期的な利益ではなく、長期的な利益構造を考える視点が養われる
  • 固定費を賄えるだけのMQを確保する重要性が理解できる
  • 経営判断の積み重ねが最終利益にどう影響するかを体感できる

5. まとめ

MGを通じて、「利益の本質」は単なる売上の増加ではなく、

  1. 適正な価格設定
  2. 変動費のコントロール
  3. 販売数量の拡大
  4. 固定費の適正管理

といった要素のバランスによって生まれることを学べます。

次回は「MGの盤上だけじゃない!実際のビジネスに活かす考え方」について解説します!

 

 

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前回のブログでは、MGを5期プレイすることで「利益の本質」を学ぶプロセスについて解説しました。しかし、MGで得た知識や経験は、単なるゲームの中だけでなく、実際のビジネスに応用することができます。

今回は、MGの学びをリアルな経営に活かす考え方について掘り下げていきます。


1. MGの学びを実務に活かすポイント

① データをもとに意思決定を行う

MGでは、決算シートを活用して経営状況を数値で把握し、次の戦略を考えます。これは実際のビジネスでも重要なスキルです。

ポイント

  • 売上やコストのデータを分析し、戦略を立てる
  • 感覚ではなく数値に基づいた意思決定を行う
  • KPIを設定し、目標達成に向けたアクションを決める

② 資金管理の重要性を理解する

MGでは、資金が不足すると仕入れができず、経営が立ち行かなくなることを体験します。これは実際の企業経営でも同様です。

ポイント

  • 資金繰りを意識し、キャッシュフローを管理する
  • 必要な投資と無駄な支出を見極める
  • 短期・長期の資金計画を立てる

③ 競争環境を考慮した戦略を立てる

MGでは、他のプレイヤー(競合)の動きを見ながら価格や販売戦略を決定します。実際の市場でも競争環境を分析しながら最適な戦略を考えることが求められます。

ポイント

  • 競合との差別化ポイントを明確にする
  • 価格競争に巻き込まれない付加価値戦略を考える
  • 市場環境を分析し、適切なタイミングで意思決定する

2. まとめ:MGの学びをリアルな経営に活かす

MGを通じて得た知識は、ゲーム内だけでなく実際のビジネスにも応用できます。

  • データを活用し、根拠ある意思決定を行う
  • 資金管理の重要性を理解し、適切なキャッシュフローを確保する
  • 競争環境を考慮し、差別化戦略を実行する

次回は、「価格戦略と利益最大化!MGで学ぶ値決めの極意」について解説します!

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前回のブログでは、MGの学びを実際のビジネスに活かす方法について解説しました。今回は、MGを通じて学べる「価格戦略と利益最大化」について掘り下げていきます。


1. 価格設定の重要性

ビジネスにおいて、価格設定は利益を最大化するための重要な要素です。MGでは、価格を自由に設定できるため、プレイヤーは「安く売れば売れるが利益が減る」「高く売れば利益率は上がるが売れにくくなる」というジレンマを体験します。

ポイント

  • 市場や競合の価格を考慮しながら、自社の商品価値を適切に評価する
  • 原価を把握し、利益を確保できる価格設定を行う
  • 安易な値下げ競争に巻き込まれない工夫をする

2. MGで学ぶ価格戦略の考え方

① 価格と販売数のバランスを考える

MGでは、低価格で大量販売する戦略も、高価格で利益率を確保する戦略も選択可能です。実際のビジネスでも、ターゲット市場に応じた価格設定が重要になります。

ポイント

  • 価格を下げることで市場を広げる戦略(コストリーダーシップ戦略)
  • 高付加価値を提供し、価格競争を避ける戦略(差別化戦略)

② 原価を意識した値決め

MGでは、原価計算を怠ると、利益が出ないどころか赤字になることもあります。実際の経営でも、原価をしっかり把握し、利益を確保できる価格設定を行うことが重要です。

ポイント

  • 仕入れコストや固定費を考慮し、適正な利益を確保する
  • 値下げの前に、本当に必要な施策かどうかを見極める
  • 価格と価値のバランスを意識する

③ 値引きの影響を理解する

MGでは、一度値下げをすると利益率が低下し、回復が難しくなることを学びます。これは実際のビジネスでも同じで、過度な値引きはブランド価値の低下を招くリスクがあります。

ポイント

  • 値引きは最終手段とし、価格以外の付加価値を考える
  • 顧客に価格以上の価値を提供し、適正価格で販売する
  • 適切なプロモーションを活用し、値引きに頼らない戦略を立てる

3. まとめ:MGを活用した価格戦略の実践

MGを通じて、価格設定の重要性と利益最大化のポイントを学ぶことができます。

  • 市場環境を分析し、適正価格を設定する
  • 原価を考慮し、利益を確保する値決めを行う
  • 値下げに頼らず、付加価値を提供する戦略を実行する

次回は、「リスク管理と意思決定!MGで学ぶ経営判断の極意」について解説します!