MG研修

社員教育におすすめ!井辻食産の平日1DAYのMG研修です。昼食のお弁当懇親会費込で15,000円(税込)でございます。

ゲーム形式で楽しく経営・会計を学んでみよう!
製造会社の社長となり、製造、販売、投資などを行い自己資本を増やしていくというゲームです。通常2日間で5期分の経営を行って頂きますが、1日コースは3~4期分の体験コースです。

2日間なかなか時間を作れない、社員様向けの1日コースです。

ゲームを通じて、
「利益とはどんなものか?」
「決算書はどんなもので、どう活用するか?」
「経営計画の立て方は?」
「経営戦略とは?」
「全社一丸となった体質の会社とは?」
などを身につけていくことができます。

このゲームを利用した研修の特徴は、座学で「理解すること」から経営を学ぶのではなく、筋トレのように繰り返しているうちに「身につく」という実践的・体験的な研修です。
そして、MGの真の目的は、人づくりにあります。
繰り返しMGを学ぶ事で、以下の様な人材を育成する事を目的としています。
1.自主的に行動できる。
2.新しいことにチャレンジする。
3.仲間と協力して成果を上げる。
4.経営感覚を身につける。
5.目的意識を持てるようになる。
■MG(マネジメンゲーム)とは?
・1976年、ソニー・CDIに在籍されていた西順一郎氏(現在:西研究所代表)によって開発された経営シミュレーションゲーム。ソニー創業者:井深大さんの秘書を務めた後に人事に移った西先生に「うちは技術バカ集団だから経営感覚を身につけさせたい。」と井深さんの特命を受けたのがキッカケ。持続的改善しながら全国で開催され多くの企業の業績貢献、それ以上に人間形成に寄与している。

■場所:西区民文化センター3F工作実習室
〒733-0013 広島県広島市西区横川新町6−1

■時間:9時集合(開場も9時です)

■2025年日程
・2025年4月8日(火)満席
・2025年5月20日(火)
・2025年6月3日(火)
・2025年7月22日(火)
・2025年8月5日(火)
・2025年9月2日(火)
・2025年10月7日(火)
・2025年11月18日(火)
・2025年12月9日(火)

■2026年日程
・2026年1月20日(火)
・2026年2月3日(火)
・2026年3月3日(火)

■お申込みフォームはこちら
https://forms.gle/85AtrKha9q9zgwJw8

■交流会19時30分~ 餃子家 龍 横川駅前店

※研修の性質上、終了時間が多少前後します。
■受講料:15,000円(昼食代、交流会費、消費税込)
お得な年間パスポートもはじまめした。
いつでも参加可能 年間180,000円の所、150,000円

■インスト:西研究所MG公認インストラクター
井辻ホールディングス株式会社
羽生 恭

当日連絡先
羽生携帯 tel:08028804349
■持ってくるもの
・シャープペン(B以上の濃い芯のもの)
・消しゴム
・電卓(大きめで速く計算ができるもの)又はポケコン
・30cmぐらいの定規
・蛍光ペン(あると便利です。)
・百回帳(2回目以降参加の方)長時間の研修なので、
スーツ、ネクタイは禁止となっております。
ラフな服装でお越しください。

ブログ

前回のブログでは、MGを5期プレイすることで「利益の本質」を学ぶプロセスについて解説しました。しかし、MGで得た知識や経験は、単なるゲームの中だけでなく、実際のビジネスに応用することができます。

今回は、MGの学びをリアルな経営に活かす考え方について掘り下げていきます。


1. MGの学びを実務に活かすポイント

① データをもとに意思決定を行う

MGでは、決算シートを活用して経営状況を数値で把握し、次の戦略を考えます。これは実際のビジネスでも重要なスキルです。

ポイント

  • 売上やコストのデータを分析し、戦略を立てる
  • 感覚ではなく数値に基づいた意思決定を行う
  • KPIを設定し、目標達成に向けたアクションを決める

② 資金管理の重要性を理解する

MGでは、資金が不足すると仕入れができず、経営が立ち行かなくなることを体験します。これは実際の企業経営でも同様です。

ポイント

  • 資金繰りを意識し、キャッシュフローを管理する
  • 必要な投資と無駄な支出を見極める
  • 短期・長期の資金計画を立てる

③ 競争環境を考慮した戦略を立てる

MGでは、他のプレイヤー(競合)の動きを見ながら価格や販売戦略を決定します。実際の市場でも競争環境を分析しながら最適な戦略を考えることが求められます。

ポイント

  • 競合との差別化ポイントを明確にする
  • 価格競争に巻き込まれない付加価値戦略を考える
  • 市場環境を分析し、適切なタイミングで意思決定する

2. まとめ:MGの学びをリアルな経営に活かす

MGを通じて得た知識は、ゲーム内だけでなく実際のビジネスにも応用できます。

  • データを活用し、根拠ある意思決定を行う
  • 資金管理の重要性を理解し、適切なキャッシュフローを確保する
  • 競争環境を考慮し、差別化戦略を実行する

次回は、「価格戦略と利益最大化!MGで学ぶ値決めの極意」について解説します!

ブログ

前回までのブログでは、MG(マネジメントゲーム)の概要や、MQ会計の全体像について解説しました。今回は、MGを実際に5期プレイすることで学べる「利益の本質」に焦点を当てます。

1. MGの5期をプレイする意義

MGでは、1期ごとに経営の意思決定を行い、決算を繰り返しながら5期分の経営を経験します。プレイヤーは、

  • 価格(P)を設定し
  • 変動費(V)を管理し
  • 数量(Q)を増やす工夫をし
  • 固定費(F)をコントロールする

といった、実際の企業経営に必要な要素を学びます。

2. 企業方程式を活用した利益構造の理解

MGでは、以下の企業方程式を使って利益の構造を分析します。

PQ = VQ + F + G

  • PQ(売上) = P(価格)× Q(販売数量)
  • VQ(変動費総額) = V(変動費単価)× Q(販売数量)
  • F(固定費) = 毎期発生する固定的な費用
  • G(利益) = 売上から変動費と固定費を差し引いたもの

この方程式をもとに、利益を増やすための施策を考えます。

3. 利益を最大化するためのポイント

MGを5期プレイすることで、以下のような利益向上のポイントが明確になります。

① 価格(P)の戦略的設定

価格が高すぎると売れず、低すぎると利益が出ません。適正な価格を見極めることが重要です。

② 変動費(V)の管理

仕入れコストや生産コストを最適化することで、1個あたりの利益(P – V)を確保します。

③ 販売数量(Q)の拡大

広告や販売戦略を工夫し、販売数量を増やすことでMQ(売上総利益)を向上させます。

④ 固定費(F)のコントロール

固定費を増やしすぎると、MQが増えても利益が出にくくなります。適正な規模での経営を意識することが大切です。

4. 5期のプレイを通じた学び

MGを5期プレイすると、次のような成長を実感できます。

  • 短期的な利益ではなく、長期的な利益構造を考える視点が養われる
  • 固定費を賄えるだけのMQを確保する重要性が理解できる
  • 経営判断の積み重ねが最終利益にどう影響するかを体感できる

5. まとめ

MGを通じて、「利益の本質」は単なる売上の増加ではなく、

  1. 適正な価格設定
  2. 変動費のコントロール
  3. 販売数量の拡大
  4. 固定費の適正管理

といった要素のバランスによって生まれることを学べます。

次回は「MGの盤上だけじゃない!実際のビジネスに活かす考え方」について解説します!

 

 

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MQ会計とは?通常の会計との違いとビジネスでの活かし方

1. MQ会計とは?

MQ会計とは、西順一郎氏が提唱する経営分析の手法であり、特に利益構造の理解を深めるための会計手法です。MQは、売上総利益(粗利益)を表します。この考え方は、企業の収益性を高めるために非常に有効です。

2. 通常の会計との違い

一般的な財務会計では、売上高・売上原価・固定費・変動費・利益などの指標をもとに決算を行います。一方で、MQ会計では以下のような特徴があります。

付加価値(MQ)の重要性

通常の会計では、売上総利益や営業利益を重視しますが、MQ会計では「売上総利益(MQ)」を経営の中心とします。

  • MQ = 売上 – 変動費 で計算され、企業の成長や利益拡大のための基礎指標となります。

固定費と変動費の明確な区分

MQ会計では、コストを固定費と変動費に厳格に分けることで、経営判断の指針を明確にします。

  • 例えば、変動費の管理によってMQを向上させ、固定費のコントロールによって収益を最適化することが可能になります。

意思決定に直結するシンプルな計算方法

MQ会計は、経営者や現場のリーダーが素早く判断できるようにシンプルに設計されています。

  • 複雑な財務会計に比べ、短期間で学び、活用しやすいのも特徴です。

3. P,V,Q,F,Gの要素法とは?

MQ会計では、利益を構成する主要な5つの要素として P(売価)、V(変動費)、Q(数量)、F(固定費)、G(利益) を重視します。

  1. P(Price/売価):販売価格をどのように設定するかが利益に直結する。
  2. V(Variable cost/変動費):仕入れコストや製造コストの管理がMQ向上に影響を与える。
  3. Q(Quantity/販売数量):販売量の増加が直接MQに影響する。
  4. F(Fixed cost/固定費):適正な固定費の管理が利益を確保する鍵となる。
  5. G(Gain/利益):P,V,Qのバランスを最適化することで、G(利益)を最大限に獲得することが重要。

4. 企業方程式とMQの関係

MQ会計では、利益をシンプルな数式で考え、経営の意思決定をサポートします。以下のような基本方程式が使われます。

  1. PQ = VQ + F + G(企業方程式)
    • 売上高(PQ)から変動費総額(VQ)と固定費(F)を引いたものが利益(G)となる。
  2. PQ – VQ – F = G
    • 企業方程式の変形によって利益(G)の算出が可能。
  3. P – V = M(マージン、付加価値)
    • P(販売価格)からV(変動費)を引いたものがM(マージン)となる。
  4. M × Q = MQ(粗利総額)
    • M(1個あたりの粗利益)にQ(販売数量)を掛けるとMQ(粗利総額)になる。
  5. PQ – VQ = MQ
    • 総売上(PQ)から変動費総額(VQ)を引いたものがMQとなる。
  6. MQ – F = G(営業利益)
    • MQからF(固定費)を引いたものが最終的な営業利益となる。

この企業方程式を活用することで、利益を最大化するための具体的な戦略が立てやすくなります。

 

子ども商店】レモンスカッシュを何杯売れば利益がでるのか?~販売計画から会計を学ぶ - チェック社長の鞆・福山活性化ブログ

5. MQ会計をビジネスで活かす方法

(1) 価格戦略の最適化

MQを理解することで、価格設定が利益にどのように影響するかを明確に把握できます。価格変更がMQに与える影響を考慮しながら、利益を最大化する戦略を立てることが可能になります。

(2) 利益率の向上

MQを高めるためには、変動費の見直しや付加価値の向上が重要です。例えば、仕入れコストの削減や生産効率の改善によって、より高い限界利益を確保できます。

(3) 固定費のコントロール

固定費が大きくなりすぎると、MQが向上しても利益が残りにくくなります。適切な固定費の管理を行いながら、MQの最大化を目指すことで、安定した経営が可能になります。

(4) 事業拡大の意思決定

新規事業の展開や設備投資を検討する際、MQを基準に判断することで、長期的に利益を確保できる事業戦略を立てることができます。

6. まとめ

MQ会計は、単なる財務管理手法ではなく、経営の意思決定に直結する実践的なツールです。P,V,Q,F,Gの要素法と企業方程式を活用することで、売上やコストの管理だけでなく、利益を生み出す構造を理解し、企業の成長を加速させることができます。次回は、MGを通じて学ぶ「利益の本質」について解説します!

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1. MG(マネジメントゲーム)とは?

MG(マネジメントゲーム)は、西順一郎氏が開発した経営シミュレーションゲームであり、実際の企業経営を模した形でプレイヤーが会社の経営者となり、経営判断を行うゲームです。MGは、単なるゲームではなく、実践的な経営教育ツールとして多くの企業や経営者に活用されています。

2. MGの目的と特徴

MGの目的は、参加者が経営の本質を学び、ビジネスにおける意思決定力や会計知識を養うことです。以下のような特徴があります。

  • 実践的な学習:机上の学問ではなく、実際に意思決定を繰り返しながら学ぶことができる。
  • MQ会計を用いた経営分析:通常の財務会計とは異なる「MQ会計」という手法を用いることで、利益の本質をより明確に理解できる。
  • 経営の全体像を体験できる:仕入れ・生産・販売・財務といった企業活動のすべてを自らの意思で決定し、その結果を確認できる。

3. MGの基本的な流れ

MGでは、参加者はそれぞれ社長として会社を運営し、5期(5年分)の経営を行います。基本的な流れは以下の通りです。

  1. 初期資本の決定:ゲーム開始時に資本金が与えられる。
  2. 設備投資・仕入れ:どのように投資し、どれだけの材料を仕入れるか決定。
  3. 生産と販売:生産計画を立て、販売戦略を考える。
  4. 決算処理:MQ会計を用いて、損益計算を行い財務状況を確認。
  5. 次期の戦略を立てる:前期の結果をもとに、次の経営判断を行う。

4. なぜMGが経営者に役立つのか

MGは、単にゲームを楽しむだけでなく、実際のビジネスに活かせる学びを提供します。

  • 経営感覚が身につく:利益を生む仕組みや意思決定の重要性を実体験できる。
  • リスクを取る経験ができる:失敗しても現実の会社には影響しないため、大胆な挑戦ができる。
  • 会計の理解が深まる:MQ会計を通じて、企業の財務分析スキルが向上する。

5. まとめ

MG(マネジメントゲーム)は、経営者やビジネスパーソンにとって非常に有益な学習ツールです。経営の疑似体験を通じて、意思決定力や財務分析力を鍛えることができ、実際のビジネスにも応用できるスキルが身につきます。

次回は「MQ会計とは?通常の会計との違いとビジネスでの活かし方」について解説します!