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儲けるための会計「MQ会計」を学ぼう!

MQ会計とは?

MQ会計は、「儲けるための会計」として設計された科学的かつ戦略的な会計手法です。従来の損益計算書(P/L)を改良し、売上や費用をより明確に分析できるようにしています。

基本の5つの要素

MQ会計は、損益計算書を以下の5つのローマ字で表現します。

  • P(Price): 1個当たりの売価
  • V(Variable Cost): 1個当たりの変動費(Q比例費)
  • Q(Quantity): 数量
  • F(Fixed Cost): 固定費(期間費用)
  • G(Gain): 利益

MQ会計の構造

MQ会計では、売上や費用を以下のように因数分解します:

  • PQ(売上) = P × Q(1個当たりの売価 × 数量)
  • VQ(変動費) = V × Q(1個当たりの変動費 × 数量)

そして、付加価値(M)は売価(P)から変動費(V)を引いたものです:

この付加価値(M)に数量(Q)を掛け合わせることで、全体の付加価値(MQ)を求めます:

また、MQは売上(PQ)から変動費(VQ)を差し引くことで求められます:

このMQ(付加価値)は、さらに固定費(F)と利益(G)の合計になります。つまり、以下の「企業方程式」が成り立ちます:

この公式により、売上、変動費、固定費、利益の関係を視覚的に理解できます。

視覚的理解と社内共有

MQ会計は、図形の高さで金額を表現するため、非常に視覚的です。これにより、誰もが理解しやすくなり、全社員が共通の言語で経営状況を共有できます。

まとめ

MQ会計の基本となる5つのローマ字(P、V、Q、F、G)を覚え、社内で共有することで、より戦略的な経営判断が可能になります。これを活用して、企業全体で儲ける力を高めていきましょう。

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経営者の道場としてのMG(マネジメントゲーム)

MGの本質とは?

MG(マネジメントゲーム)は、経営に携わる者が経営の本質を身体で覚えるための道場です。経営は知識だけではなく、実際の行動が伴わなければなりません。MGを繰り返し行うことで、瞬間的な正しい意思決定ができるようになります。ゲームを通じて得た体験を、自分の判断基準として身体に染み込ませていくのです。

無限の学びを提供するMG

MGは、多種多様な場面と意思決定が凝縮された学びの場です。経営の要素や仕組みが詰まっており、成長に応じて必要な知識やスキルが次々と現れます。まさに「経営の玉手箱」と言える存在です。

視覚化と情報共有のツール

MGには、経営を鳥瞰するための会社盤や視覚化された道具があります。STRAC・マトリックス会計などがシンプルで核心を突いており、全社員の情報共有や意思の共通化に役立ちます。経営者だけでなく、社員全員の成長を促すツールです。

繰り返しの重要性

道場での訓練は「守・破・離」と言い、繰り返し行うことで形を身につけ、最終的には独自の境地に至ります。MGも同様に、毎回異なる環境の中で繰り返し行うことで、新たな学びが得られます。

誰でも参加できる自由性

MGは、参加者を制限しません。地位や年齢、職種、性別に関係なく、誰でも参加できるのが魅力です。一度理解したとしても、繰り返し行わなければその感覚は錆びついてしまいます。MG思考を身体に染み込ませ、経営上の行動に反映できるよう、常に学び続けることが重要です。

MGを通じて、経営の実践に役立つ貴重な経験を積み、継続的に自らの経営力を高めていきましょう。